鍛冶工事ってなに?

こんにちは!

福岡県の北九州市、直方市で鍛冶工事・電気工事を手掛ける株式会社伸正です!


当社の主力事業である「鍛冶工事」ですが、具体的にどういった事をしているのかご存じでしょうか?

ゲームやアニメの影響で刃物や工具を熱して加工する鍛冶屋のイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、金属を加工するという点ではあながち間違いではありません。「鍛冶工事」とは、設計図に沿って鉄骨を切り出したり、溶接したりしながら建物の根幹である鉄骨を組み立てていく作業です。

ものづくりにおいて、骨組みというのは完成品の出来を左右する重要な行程になります。今回はそんな鍛冶工事について詳しくご説明していきます。


鉄骨建造物の要となる鍛冶工事


どんな建物であっても、基礎がしっかりしていなくては地震や劣化に耐えることができません。その基礎を設計通りに行い、建物全体の耐久度を底上げするのが、鍛冶工事になります。鉄骨工事の現場においては基礎そのものの加工を行うため、寸分の狂いも許されない精密な仕事になります。


主要な3つの作業


切り出し

現場に持ち込まれる銅材は、設計図に合わせて正確に加工されているものばかりではありません。そのため、不要な箇所をカットしたりして調整する切り出しという作業が必要になります。


溶接

カットした銅材を熱して曲げたり、繋げたりして鉄骨を構成していく作業です。半自動溶接機で鉄骨を溶接しながら完成品に近づける作業は、鍛冶工の腕が試される重要な工程であり、精密な技術力と経験が必要になります。

溶接の種類としてはガスの高熱を用いて加工するガス溶接と、高圧電流の熱を用いて加工するアーク溶接があります。どちらも危険を伴う作業ですので、厳重な注意のもと仕事にあたっています。


組み立て

鍛冶工事というのは作業場で完結するものではありません。現場で加工し、それを組み立て設置したりといった作業までが含まれています。仮で締めたボルトを固定したり、材料となる鉄骨の運搬や検査など、それぞれ現場によって環境が大きく異なる中、臨機応変に正確な作業を行う必要があります。


機械による自動化の流れ


最近では技術の発達により、鉄骨の切断や溶接を機械が自動で行ってくれる場面も多くなってきました。作業効率も大幅にアップし、職人さんの負担を大きく減らしてくれています。そういった中で、近い将来には鍛冶工の仕事が無くなってしまうのではないかという懸念点もあると思います。しかし、どれだけ最新技術を活用して作業を進めていったとしても、最終的な仕上げや点検は人の手と目によるものです。数多くの現場で経験を積み、技術と知識を磨いていくことにより、機械にはできない見極めが可能になります。また、ありとあらゆる職種が入り混じっている鍛冶工は実際の建設現場で幅広く活躍することができます。柔軟性に富んでおり、何でも請け負うことができるため、その生命力の強さから仕事に困ることはないでしょう。


鍛冶工に向いている人とは?


鍛冶工事は建築の根幹を担う重要な作業です。精度の高い作業が常に求められると同時に、完成品の美しさやクオリティを自分の目で実感できる仕事でもあります。昔からものづくりが好きな方にとって、自分の好きなことが街の暮らしや工業に役立てるというのは大きなやりがいに感じるのではないのでしょうか。また、技術的向上心を持って手に職をつけたいと考える方にはうってつけの仕事であると言えます。将来的には独立することを視野に、加治工としてのスキルを磨いていきたいという職人の方は弊社にもたくさんいます。


株式会社伸正では一緒に働ける従業員を探しています!


現在、伸正では組織強化のために従業員の増員募集を行っています。経験者や、すでに資格を持っている方は大歓迎です!

具体的な資格内容として、鍛冶工事の場合はアーク溶接やガス溶接、玉掛けの資格を、電気工事の場合、電気工事士(一種、二種)や電気主任技術者、施工管理技士などを取得している方は優遇しますので、ぜひご相談ください。

もちろん未経験の方も、鍛冶工事・電気工事問わず、資格を取得する際には受講費用も含めて会社が全力でサポートをします。ぜひ伸正で一緒に働きながら、自分のスキルを磨いてください。

株式会社伸正では北九州エリアを中心に、幅広い建物の鍛冶工事、電気工事に対応しております。経験豊富な従業員による「職人の力」を軸に、隅々まで妥協することなく、ていねいな施工をいたします。